◎ 関節リウマチの診断補助、モニタリングに
◎ 血清中のIgG型リウマトイド因子(IgG RF)を測定
IgG型リウマトイド因子(IgG RF)
リウマトイド因子(RF)は、関節リウマチ患者の血清中に認められるヒトIgGのFc部分に対する自己抗体で、IgM型、IgG型、IgA型及びIgE型の存在が知られています。1)
クラス別のRFの中でも、特にIgG RFは関節リウマチの臨床像をよく反映するため、疾患活動性や病態を簡便に把握することが可能になりました。2, 3, 4)
スマイテスト™-2「IgG RF」ELISAは、血清中のIgG RFをCarsonらおよびPowellらが報告した方法5, 6)に基づいて測定するELISA試薬です。抗原としてヒトIgG Fcを固相化したウェルと、ウシ血清アルブミン(BSA)が固相化されたウェルを対照として同時測定します。これにより、非特異結合の影響を補正して特異的にIgG RFを測定することが出来ます。酵素標識抗体には、ヒトIgG Fabの重鎖部(Fd)に対するポリクローナル抗体を用い、IgG型の抗体を特異的に検出します。
IgG RF陽性例を含む62例の血清検体を用いて本品とスマイテスト™「IgG RF」ELISAとの相関を解析しました。2試薬間でIgG RF値は良好な相関を示しました。
Code No. | GS-G0301 | 包装単位 | 48ウェル |
測定原理 | 酵素免疫測定法(ELISA) | 貯蔵方法 | 2-8℃ |
区分 | 体外診断用医薬品 | ||
保険点数 | *保険収載品 |
分野 (測定項目) | 自己免疫疾患 ( 関節リウマチ検査 ) |