ステイシア MEBLux™テスト ANA

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抗核抗体(ANA)とは

自己免疫疾患患者の血清中にはさまざまな自己抗体が検出されます。抗核抗体は細胞核成分に対する自己抗体の総称であり、そのいくつかは全身性エリテマトーデス(SLE)、混合性結合組織病(MCTD)、シェーグレン症候群(SS)、全身性強皮症(SSc)等の自己免疫疾患の診断に有用であるとされています。

抗核抗体の検出には、従来より、間接蛍光抗体法が広く用いられています。間接蛍光抗体法には、染色型から対応抗原を推定することが可能であり抗核抗体を総括的に検出できるという長所がある一方で、臨床意義が不明な抗体によって陽性と判定される場合が多い、測定者間・施設間で判定に差が生じやすい、操作が煩雑である、などの短所があります。

ステイシア MEBLux™テスト ANAは、化学発光酵素免疫測定法(CLEIA法)を原理とし、自己免疫疾患で高頻度に出現するヒト血清中の疾患特異的な抗核抗体を検出する試薬です。多数の検体を扱う場合でも操作が簡便であり、また、結果をIndexで表現できるため陰陽性を客観的に判定することが可能です。
認証番号:223AFAMX00131000
Code No. 2410 包装単位 100テスト
測定原理 化学発光酵素免疫測定法(CLEIA) 貯蔵方法 2-8℃
構成品 核抗原結合磁性粒子(R1)、酵素標識抗体(R3)
基質液(R5)※別売品/体外診断用医薬品
別売品
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区分 体外診断用医薬品
保険点数 *保険収載品

備考 疾患特異的抗核抗体の検出
参考文献
  • 茂木積雄,他. 臨床病理. vol. 38, p. 765-772, 1990.
  • 矢部茂季,他. 臨床検査機器試薬. vol. 14, p. 91-94, 1991.
  • 浅沼浩子,宮脇昌二. 医学と薬学. vol. 45, p. 929-938, 2001.
  • 生戸健一,他. 医学検査. vol. 66, p. 234-241, 2017.

分野 (測定項目) 自己免疫疾患 ( 抗核抗体検査 )