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ステイシア MEBLux™テスト ミトコンドリアM2

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FAQ

抗ミトコンドリア抗体/抗平滑筋抗体検査試薬

原発性胆汁性胆管炎(Primary biliary cholangitis: PBC)は、中高年の女性に好発する慢性進行性の胆汁うっ滞性肝疾患です。自己免疫機序によって肝内小型胆管が選択的に破壊され消失することで、慢性進行性の胆汁うっ滞を呈します。それに伴って肝実質細胞の破壊と線維化が生じ、最終的に肝硬変から肝不全に至ります。病因は解明されておらず、厚生労働省の難治性疾患克服研究事業対象に指定されています。 2008年度の調査では受療者(症候性PBC)が約16,000人、無症候性のPBCを含めた患者総数は50,000~60,000人と推計され、2012年度の調査では受療者が19,700人以上と推計され、増加の傾向にあります。

1985年にBergらは抗ミトコンドリア抗体(antimitochondrial antibody : AMA)の対応抗原をM1からM9の亜型に分類し、そのうちM2抗原がPBCと高い疾患特異性を持つことを見出だしました1)。その後、抗ミトコンドリアM2抗体の主要対応抗原がM2分画の大部分を占めるピルビン酸脱水酵素複合体(pyruvate dehydrogenase complex:PDC)のE2コンポーネント(PDC-E2)であることが報告されました2)3)。更に、2-oxo-acid dehydrogenase complexファミリーに属する酵素のサブユニット(BCOADC-E2、OGDC-E2)もPBCに特異的な抗M2抗体の対応抗原であることが報告され4)5)、これらに対する自己抗体が単独、もしくは複数で存在することが明らかになっています。

PBCにおけるAMAの陽性率は約90%と報告されており、 AMA検査は、肝組織学的所見や他の血液所見とあわせて、診断の鍵として重要な項目と位置付けられています6)
ステイシアMEBLux™テスト ミトコンドリアM2は、血清中の抗ミトコンドリアM2抗体を特異的に検出する試薬です。
認証番号:223AFAMX00154000
Code No. 2355 包装単位 100テスト
測定原理 化学発光酵素免疫測定法(CLEIA) 貯蔵方法 2-8℃
構成品 反応用緩衝液(R1)、M2抗原結合磁性粒子(R2)、酵素標識抗体(R3)
基質液(R5)※別売品/体外診断用医薬品
別売品
関連製品

区分 体外診断用医薬品
保険点数 *保険収載品

参考文献
  • Berg, P. A. et al. 1986, vol. 2, p. 123-131.
  • Fussey, S. P. et al. Proc Natl Acad Sci USA. 1988, vol. 85, p. 8654-8654-8658.
  • Gershwin, M. E. et al. FASEB J. 1988, vol. 2, p. 2344.
  • Leung, P. S. et al. Hepatology. 1995, vol. 22, p. 505-513.
  • Moteki, S. et al. Hepatology. 1996, vol. 24, p. 97-103.
  • 厚生労働省「難治性の肝・胆道疾患に関する調査研究」班. 原発性胆汁性胆管炎(PBC)の診療ガイドライン(2017).

分野 (測定項目) 自己免疫疾患 ( 抗ミトコンドリア抗体・抗平滑筋抗体検査 )