アガロースゲルにあけた中央の孔に抗原、周囲の孔に陽性血清と検体を交互に入れます。抗原と陽性血清、抗原と検体がそれぞれアガロース中を拡散し、抗原抗体反応が起きると沈降線を生じます。
沈降線により抗体を検出同定でき、同一抗原に対する2種の抗体の沈降線の形態から、抗体の特異性を知ることが可能です。
融合(fuse) 抗体X、Yが同一抗原を認識する時、隣り合った2本の沈降線は、完全に融合します。 |
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分岐(spur) 抗体X、Yが部分的に同一抗原を認識する時、隣り合った2本の沈降線は、分岐線を形成します。 |
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交叉(cross) 抗体X、Yが2種の異なる抗原を認識する時、隣り合った2本の沈降線は、交叉します。 |