ホーム > 疾患と検査 | 全身性自己免疫疾患 > 多発血管炎性肉芽腫症(GPA)(ウェゲナー肉芽腫症)
多発血管炎性肉芽腫症(Granulomatosis with polyangiitis: GPA)は,上気道や下気道を傷害する壊死性・肉芽腫性炎症,および主として小型ないし中型の血管(毛細血管,細静脈,動脈,静脈)を侵す壊死性血管炎をさします.壊死性糸球体腎炎がよくみられます.
GPA患者には,抗好中球細胞質抗体(ANCA)のうち,蛍光染色パターンで好中球の細胞質が顆粒状に染色される細胞質型(C)-ANCAのひとつであるプロテイナーゼ3(PR3)に対する抗体が特異的に検出され,病気の発症や進行に深く関わっていると考えられています.
自己抗体 | PR3-ANCA |
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MBL関連製品 | CLEIA:ステイシア MEBLux™テスト PR3-ANCA IIF法:フルオロ ANCA テスト |
疾患・病態との関連 | GPAで特異的に検出 |
診断基準 | ◎ |
自己抗体 | MPO-ANCA |
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MBL関連製品 | CLEIA:ステイシア MEBLux™テスト MPO-ANCA IIF法:フルオロ ANCA テスト |
疾患・病態との関連 | MPAで高率に検出.GPAでも約半数にみとめられる. |
診断基準 | - |