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疾患と検査

クローン病(Crohn's Disease)

クローン病は原因不明で,主として若年者にみられ,潰瘍や線維化を伴う肉芽腫性炎症性病変からなり,消化管のどの部位にも起こりえます.消化管以外(特に皮膚)にも病変が起こることがあります.

臨床像は病変の部位や範囲によって多彩で,発熱,栄養障害,貧血などの全身症状や関節炎,虹彩炎,肝障害などの全身性合併症が起こりえます.

臨床的特徴

腹痛,下痢,体重減少,発熱,肛門病変,消化管外合併症(貧血,低蛋白血症,強直性脊椎炎,口内アフタ,結節性紅斑,壊疽性膿皮症,虹彩炎,成長障害など)

関連自己抗体

自己抗体 ASCA (Anti-saccharomyces cerevisiae antibodies)