Anti-WAPL (Human) mAb
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コード M222-3 包装 50 µg/50 µL
測定原理 Immunocytochemistry
/Immunohistochemistry
保存温度 -20℃

区分 研究用試薬

備考 製品の詳細は「MBLライフサイエンスサイト」をご確認ください。
参考文献
  • Oikawa K et al. Expression of a novel human gene, human wings apart-like (hWAPL), is associated with cervical carcinogenesis and tumor progression. Cancer Res. 64, 3545-3549 (2004) [PMID:15150110]
  • Gandhi R et al. Human Wapl is a cohesin-binding protein that promotes sister-chromatid resolution in mitotic prophase. Curr Biol. 16, 2406-2417 (2006) [PMID:17112726]
  • Kueng S et al. Wapl controls the dynamic association of cohesin with chromatin. Cell 127, 955–967 (2006) [PMID:17113138]
  • Ohbayashi T et al. Unscheduled overexpression of human WAPL promotes chromosomal instability. BBRC 11, 699-704 (2007) [PMID:17382297]
  • Kuroda M et al. The human papillomavirus E6 and E7 inducible oncogene, hWAPL, exhibits potential as a therapeutic target. Br J Cancer. 92, 290-293 (2005) [PMID:15655544]

分野 (測定項目) 病理・細胞診 ( 病理用試薬 )

hWAPL検出試薬

ヒトパピローマウイルスと子宮頸癌の研究、子宮頸癌の新規バイオマーカーの研究などにご利用いただける病理染色用抗体です。

Immunohistochemistry (FFPE, antibody concentration 0.15 µg/mL)


Immunocytochemistry (antibody concentration 0.15 µg/mL)

hWAPLとは

 

ショウジョウバエのwapl(wing apart-like: ワップル)遺伝子はヘテロクロマチンの構造を制御するタンパク質をコードしています。hWAPLは、及川らによって同定されたwaplのヒトホモログ遺伝子です1)。
及川らの検討により、hWAPLのmRNAは子宮頸癌において強く発現していることが明らかとなっています。子宮頸癌の免疫組織学的検討から、hWAPLのタンパク質発現は、良性の上皮では基底細胞層に限定されているのに対し、異形成の上皮では表層部にも発現がみられること、さらに、異形成の進行に伴い発現範囲が拡大することが報告されています。また、扁平上皮癌(浸潤癌)ではhWAPLの高発現がみられ、これらの結果は、hWAPLが子宮頸癌の発癌と増殖に強く関与することを示すとともに、子宮頸癌の有用な分子マーカーとなりうることを示唆しています。
さらに、子宮頸癌の細胞診検体においてhWAPLのmRNA発現解析を行った結果、軽度異形成病変から上皮内癌に至るまでhWAPLが検出され、その発現量と病期に相関が見られました。また、子宮頸部の悪性病変にはヒトパピローマウイルス(HPV)が重要な役割を果たしていますが、hWAPLは近年注目されているp16と同様にHPVによって発現が誘導されることが明らかになっています。

Anti-WAPL (Human) mAb (Code No. M222-3)は、HPVと子宮頸癌の研究、子宮頸癌の新規バイオマーカーの研究などにご利用いただける病理染色用抗体です。