MESACUP™-2 テストCCP
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承認番号:22200AMX00931000
コード 7860 包装 96ウェル
測定原理 酵素免疫測定法(ELISA) 保存温度 2-8℃
構成品 抗原感作マイクロカップ、、酵素標識抗体、酵素基質液、濃縮反応用緩衝液(5倍濃縮品)、洗浄用緩衝液(10 倍濃縮品)、反応停止液、標準液1-6、抗CCP抗体陽性コントロール、陰性コントロール
別売品

区分 体外診断用医薬品
保険点数 *保険収載品 保険適用区分

参考文献
  • Schellekens GA, et al. Citrulline is an essential constituent of antigenic determinants recognized by rheumatoid arthritis-specific autoantibodies. J. Clin. Invest. 101: 273-281 (1998) [PubMed: 9421490]
  • Suzuki A, et al. Functional haplotypes of PADI4, encoding citrullinating enzyme peptidylarginine deiminase 4, are associated with rheumatoid arthritis. Nat. Genet. 34: 395-402 (2003) [PubMed: 12833157]
  • 三森経世. 関節リウマチ早期診断と抗CCP抗体. リウマチ科 34(3): 244-249 (2005)
  • Matsui T. Diagnostic utility of anti-cyclic citrullinated peptide antibodies for very early rheumatoid arthritis. J Rheumatol 33(12): 2390-7 (2006) [PubMed: 16924694]

分野 (測定項目) 自己免疫疾患 ( 関節リウマチ検査 )

関節リウマチの診断補助に

◎ 抗CCP抗体は、RA(関節リウマチ)の早期診断補助に有用です。
◎ 測定レンジ拡大により、高値検体の測定精度が向上しました。
◎ 同時再現性が従来品以上に向上し、より安定した結果が得られます。

抗CCP抗体とは

 関節リウマチ(Rheumatoid Arthritis:RA)は、慢性の全身性炎症性自己免疫疾患で、世界人口の約1%が罹患しているといわれています。RAでは、関節滑膜が増殖し、血管内から滑膜組織へリンパ球、マクロファージが遊走し、これらが産生する炎症性のサイトカインによって、軟骨・骨の破壊が進行します。
 RAの発症には個人差が大きく、関節痛を主訴とする疾患には多種の疾患があるため、それらを除外したうえで、より早期に適切な治療を開始することが重要です。現在では、早期からの治療介入によってRAの進行を抑制できることが明らかとなってきています。

 RAの関節滑膜には各種のシトルリン化蛋白が発現していることが知られています。シトルリン化とは蛋白内のアルギニン残基が酵素PADI (peptidylarginine deiminase) の作用でシトルリンに変換される反応で、PADI4の変異とRAの発症のしやすさの関連性が報告されています。

 また、RA患者血液中にはシトルリン化抗原に対する自己抗体(抗CCP抗体)が産生されていますref.1。抗CCP抗体は、シトルリン化蛋白の一つであるフィラグリンのシトルリン化部位を含むペプチドを環状構造とした抗原 (CCP:cyclic citrullinated peptide) を用いて検出されるRA特異的な自己抗体として、Schellekensらによって報告されました。現在のCCPはRAに対する感度を向上させた第二世代のペプチドが用いられています。

抗CCP抗体はRAに対する高い特異性を有し、RA発症早期から検出されるためにRAの早期診断に有用であることが立証されていますref.2-4