MESACUP™ anti-ARSテスト
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承認番号:22500AMX01840000
コード 7840 包装 96ウェル
測定原理 酵素免疫測定法(ELISA) 保存温度 2-8℃
構成品 ARS 感作マイクロカップ、酵素標識抗体、酵素基質液、反応用緩衝液、洗浄用緩衝液 (20 倍濃縮品)、反応停止液、標準液1、抗ARS 抗体標準液2、抗ARS 抗体陽性コントロール、陰性コントロール
関連製品

区分 体外診断用医薬品
保険点数 *保険収載品 保険適用区分

参考文献
  • Nakashima R, et al. The Multicenter Study of a New Assay for Simultaneous Detection of Multiple Anti-Aminoacyl-tRNA Synthetases in Myositis and Interstitial Pneumonia. PLoS ONE 9, e85062 (2014)
  • 吉藤 元 他. 抗アミノアシルtRNA合成酵素抗体症候群. 臨床検査. 52(5) 525-530 (2008)
  • Love LA, et al. A new approach to the classification of idiopathic inflammatory myopathy: myositis -specific autoantibodies define useful homogeneous patient groups. Medicine (Baltimore). 70, 360-374 (1991)
  • Yoshifuji H, et al. Anti-aminoacyl-tRNA synthetase antibodies in clinical course prediction of interstitial lung disease complicated with idiopathic inflammatory myopathies. Autoimmunity. 39, 233-241 (2006)
  • Hirakata M, et al. Anti-KS:identification of autoantibodies to asparaginyl - transfer RNA synthetase associated with interstitial lung disease. J Immunol. 162, 2315-2320 (1999)

分野 (測定項目) 自己免疫疾患 ( 筋炎関連抗体検査 )

多発性筋炎・皮膚筋炎の診断の補助に

臨床的有用性

 多発性筋炎・皮膚筋炎(PM/DM)は、筋力低下を主徴とする原因不明の炎症性疾患です。筋以外にも多彩な全身の臓器病変を合併することが多く、症状が筋肉及び内臓に留まるものをPM、それに加えて定型的な皮膚症状をともなうものをDMと呼びます。PM/DMでは多様な筋炎特異的自己抗体が現れますが、そのうち最も高頻度な自己抗体がアミノアシルtRNA合成酵素(aminoacyl-tRNA synthetases: ARS)に対する自己抗体(抗ARS抗体)です。
 抗ARS抗体陽性の患者は総じて「抗合成酵素抗体症候群(Anti-synthetase syndrome:ASS)」あるいは「抗ARS抗体症候群」と呼ばれており1)、筋症状、レイノー現象、機械工の手などの症状を好発するほか、極めて高い確率で間質性肺炎を併発する、ステロイド反応性が良いが再燃しやすいといった共通した臨床的特徴が認められます2)-4)

※ アミノアシルtRNA合成酵素(ARS)は、アミノ酸とそのアミノ酸に対応したアンチコドンを持つtRNAの3’末端OH基にアミノ酸を結合させ、アミノアシルtRNAの合成を担う酵素です。
ARSは、それぞれのアミノ酸に対応して存在するため、20種類のARSが存在することが分かっており、それぞれのARSは、特有な構造を有しています。
従来、PM/DMの診断に用いられてきた抗Jo-1抗体は抗ARS抗体の1種で、Jo-1抗原はヒスチジルtRNA合成酵素であることが知られています。

製品情報

 本品は、血清中のアミノアシルtRNA合成酵素(aminoacyl-tRNA synthetases:ARS)に対する自己抗体(抗ARS抗体)のうち、抗Jo-1抗体、抗PL-7抗体、抗PL-12抗体、抗EJ抗体、抗KS抗体の5種類の自己抗体を検出する試薬です。検出は一括して行われるため、個々の抗ARS抗体についての情報は得られません。

測定原理

 本品は、ELISAにより血清中の抗ARS抗体を検出する試薬です。
 抗原としてARSたん白質を固相化したマイクロカップ(ARS感作マイクロカップ)に検体を添加し、抗原・抗体反応(一次反応)をさせます。洗浄後、ペルオキシダーゼ標識抗ヒトIgG ポリクローナル抗体(ヤギ)(酵素標識抗体)を添加して反応(二次反応)させ、抗原・抗体・酵素標識抗体の複合物を形成させます。再び洗浄後、3,3’,5,5’-テトラメチルベンチジンと過酸化水素の溶解液(酵素基質液)を添加し、酵素(ペルオキシダーゼ)により発色させます(酵素反応)。反応停止後、吸光度(A450)を測定して、血清中の抗ARS 抗体を検出します。