MESACUP™ DNA-II テスト「ds」
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承認番号:20400AMZ00834000
コード 7460 包装 96ウェル
測定原理 酵素免疫測定法(ELISA) 保存温度 2-8℃
構成品 dsDNA固相化マイクロカップ、抗dsDNA抗体標準血清1-6、陽性コントロール、陰性コントロール、酵素標識抗体、酵素標準抗体希釈液、反応用緩衝液、洗浄用緩衝液、酵素基質A液、酵素基質B液、反応停止液、酵素標識抗体溶液用ビン、酵素基質液用ビン
別売品

区分 体外診断用医薬品
保険点数 *保険収載品 保険適用区分

分野 (測定項目) 自己免疫疾患 ( 抗DNA抗体検査 )

血清中の抗2本鎖DNA抗体の検出に

抗dsDNA抗体とは

 自己免疫疾患患者血清中には様々な抗核抗体が検出されます。抗核抗体は細胞核成分に対する自己抗体の総称で、そのうちのいくつかは、全身性エリテマトーデス(SLE)、混合性結合組織病(MCTD)、シェーグレン症候群(SS)、全身性強皮症(SSc)などの自己免疫疾患の診断に有用であるとされています。中でも抗DNA抗体は、SLE患者血清中に高頻度、特異的に検出されることから、SLEの診断、治療の指針として利用されてきました。

 抗dsDNA(double-stranded DNA)抗体の測定は、SLEの診断基準の一つであり、SLEの診断、治療効果、経過観察に用いられてきました。抗dsDNA抗体は、SLE以外のリウマチ性疾患においても検出されることがありますが、これらの場合、ほとんど低抗体価であるのに対して、活動期のSLEでは多くの場合、高抗体価を有しており、特に高親和性の抗dsDNA抗体はSLEの活動性あるいはSLEによる臓器病変であるループス腎炎の病態を反映するとされております。また、SLEの診断が確定される以前からしばしば抗dsDNA抗体価が上昇することや、病態との相関が認められることから治療方針の決定や疾患活動性のモニタリングに有用とされています。

臨床的意義

抗dsDNA抗体
(二重らせんを認識する抗体)
・SLEに特異的であるが、この抗体の出現は極めて稀である
抗ds/ssDNA抗体
(抗dsDNA抗体)
(糖-リン酸主鎖を認識する抗体)
・SLEに特異的
・SLEの活動期に出現する、lgGクラスが特徴的
抗ssDNA抗体
(塩基または塩基配列を認識する抗体)
・SLEの活動期・寛解期に出現
・SLE以外の膠原病でも出現、lgGクラスが優位
・SLE患者で再燃時には、抗ssDNA抗体のみが上昇する例がある
・抗dsDNA抗体陰性のループス腎炎では、補体結合性の抗ssDNA抗体が出現する
・低補体価のSLEで腎症を起こさない患者で抗ssDNA抗体が高い