ステイシア MEBLux™テスト anti-p53
PDF

承認番号:23000EZX00011000
コード 2385 包装 100テスト
測定原理 化学発光酵素免疫測定法(CLEIA) 保存温度 2-8℃
構成品 反応用緩衝液(R1)、p53抗原結合磁性粒子(R2)、酵素標識抗体(R3)
関連製品

区分 体外診断用医薬品
保険点数 *保険収載品 保険適用区分

備考 [重要な基本的注意]
  • 本品は、食道癌、大腸癌及び乳癌の診断の補助を目的とした試薬ですが、診断に際しては、画像診断・組織診断等他の関連する検査結果や臨床症状等と合わせて担当医師が総合的に判断してください。
  • p53抗体は、食道癌、大腸癌及び乳癌の患者であっても、陰性となる場合があります。本抗体が陰性であっても必ずしも健常ではない場合があります。
  • 食道癌、大腸癌及び乳癌以外の癌患者、他の疾患、並びに健常者においても、p53抗体が陽性になる場合があります。
参考文献
  • Vousden, K. H., Cell, 103:691-694, 2000.
  • Levine, A. J., Cell, 88:323-331, 1997.
  • Sigal, A. et al., Cancer Res., 60:6788-6793, 2000.
  • Soussi, T., Ann. N. Y., Acad. Sci., 910:121-139, 2000.
  • Malkin, D. et al., Science, 250:1233-1238, 1990.
  • Srivastava, S. et al., Nature, 348:747-749, 1990.
  • Crawford, L.V., Int. J. Cancer, 30:403-408, 1982.
  • Soussi, T., Cancer Res., 60:1777-1788, 2000.
  • Winter, S. F. et al., Cancer Res., 52:4168-4174, 1992.
  • von Brevern, M. C. et al., Cancer Res., 56:4917-4921, 1996.
  • Iizasa, T. et al., Cancer Immunol. Immunother., 46:345-349, 1998.
  • 竹田明彦 他, 日本大腸肛門病会誌,60:198-204, 2007.

分野 (測定項目) 腫瘍マーカー ( 抗p53抗体測定 )

食道がん、大腸がん及び乳がんの診断補助に

化学発光酵素免疫測定法(CLEIA)を原理とするSTACIA®
 専用試薬
◎ 測定時間はサンプリングから結果出力まで19分以内
◎ 広い測定範囲(0.40-50.00 U/mL)
◎ 既承認品(MESACUP™ anti-p53 テスト(ELISA))との
 相関良好

p53と自己抗体

p53タンパク質は、細胞周期進行の制御・遺伝子修復酵素の活性化・アポトーシス誘導能等の多彩な活性によって遺伝子の異常から生体を守る機能を担っています。p53遺伝子自体に突然変異が生じるとこれらのp53タンパク質の機能が欠損し、腫瘍の発生に至るというメカニズムが考えられています。ヒトがん細胞におけるp53遺伝子の変異は、大腸・胃・乳腺・肺・脳・食道など多くの臓器において見出され、p53タンパク質の異常な蓄積が多くの腫瘍組織において観察されています。
また、抗p53抗体の出現とp53遺伝子の変異は非常に高い相関があることが示されています。正常細胞にはp53タンパク質はごく微量しか存在しませんが、p53遺伝子に突然変異が生じることにより、半減期が延長した変異p53タンパク質が細胞核内に蓄積することが示唆されています。その結果、抗p53抗体が出現すると予測されています。いくつかの臓器ではp53遺伝子の突然変異はがん化の初期に起こることが推測されていることから、血清中に出現した抗p53抗体(IgGクラス)を検出することにより早期がんの診断が可能になることが考えられます。

測定フロー

p53抗原が結合した磁性粒子と検体を反応させると、抗原-抗体反応が生じます。この磁性粒子を集磁して洗浄後、酵素標識抗体を反応させると、p53抗原結合磁性粒子-抗p53抗体-アルカリホスファターゼ標識抗ヒトIgG ポリクローナル抗体(ヤギ)の免疫複合体が形成されます。この複合体を集磁し、洗浄して未反応物を除去してから、基質液(CDP-Star™)を加えると、CDP-Star™ は複合体中のアルカリホスファターゼにより加水分解され発光します。この発光カウントを測定することにより検体中の抗p53抗体を検出します。


健常人検体分布


相関


感度


プロゾーン否定


※ 「CDP-Star™」はApplied Biosystems, LLCの商標です。

トップへ戻る