ステイシア MEBLux™テスト PR3-ANCA
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認証番号:223AFAMX00067000
コード 2300 包装 100テスト
測定原理 化学発光酵素免疫測定法(CLEIA) 保存温度 2-8℃
構成品 反応用緩衝液(R1)、PR3抗原結合磁性粒子(R2)、酵素標識抗体(R3)、基質液(R5)(別売/体外診断用医薬品)
別売品
関連製品

区分 体外診断用医薬品
保険点数 *保険点数収載品 保険適用区分

参考文献
  • Davies DJ. et al., :Segmental necrotising glomerulonephritis with antineutrophil antibody. Possible arbovirus aetiology? Br Med J. 285, 606 (1982) [PubMed: 6297657 ]
  • Falk RJ, Jennette JC. :Anti-neutrophil cytoplasmic autoantibodies with specificity for myeloperoxidase in patients with systemic vasculitis and idiopathic necrotizing and crescentic glomerulonephritis. N Engl J Med. 318, 1651-7 (1988) [PubMed: 2453802]
  • van der Woude FJ. et al., :Autoantibodies against neutrophils and monocytes: tool for diagnosis and marker of disease activity in Wegener's granulomatosis. Lancet. 1, 425-9 (1985) [PubMed: 2857806]
  • Ludemann J, et al., :Antineutrophil cytoplasm antibodies in Wegener's granulomatosis recognize an elastinolytic enzyme. J Exp Med. 171, 357-62 (1990) [PubMed: 1688612 ]
  • 松下雅和 他 :新しいANCA測定試薬ステイシアMEBLuxテスト MPO-ANCAおよびPR3-ANCAの基礎性能および臨床的有用性の検討.医学と薬学 66, 823-38 (2011)

分野 (測定項目) 自己免疫疾患 ( 抗好中球細胞質抗体(ANCA)検査 )

プロテイナーゼ3−抗好中球細胞質自己抗体キット

迅速測定(19分以内)により、診療前検査が可能。 測定範囲が広く、再検数が減少

化学発光酵素免疫測定法(CLEIA法)を原理とするSTACIA®専用試薬
◎ 測定時間は、サンプリングから結果出力まで19分以内
◎ 広い測定範囲
◎ 自動希釈再検機能搭載

抗好中球細胞質抗体(ANCA)とは

抗好中球細胞質抗体(Anti-neutrophil cytoplasmic antibody:ANCA)は1982年にDavisらによって壊死性の糸球体腎炎の患者血清中から見出された自己抗体でref.1、さらにFalkらにより、全身性の脈管炎を伴う腎疾患患者について報告されましたref.2
ANCAは当初、アルコール固定した好中球を用いた間接蛍光抗体法により、細胞質にびまん性に顆粒状の蛍光を認めるc-ANCAと、核周辺に蛍光を認めるp-ANCAの二つの染色型が存在することが報告されました。その後、1985年Woundeらにより多発血管性肉芽腫症(Wegener肉芽腫症)にc-ANCAが特異的に見出されることが報告されref.3、対応抗原は好中球のアズール顆粒中に存在するプロテイナーゼ3(Proteinase 3:PR3)であることが明らかになっていますref.4。また、1988年にFlak、Jennetteらは顕微鏡的多発血管炎、pauci-immune型壊死性半月体形成性腎炎にp-ANCAが高率に陽性を呈し、対応抗原は主としてミエロペルオキシダーゼ(Myeloperoxidase:MPO)であることを同定しref.2、それぞれANCAの力価が疾患活動性を反映することを明らかにしましたref.3
ステイシア MEBLuxテスト MPO-ANCA、ステイシア MEBLuxテスト PR3-ANCAは化学発光酵素免疫測定法(CLEIA法)を原理として開発された試薬であり、特異性に優れ、抗体価の変動を定量的にとらえることができますref.5

血管炎症候群

血管炎症候群は、全身のさまざまな血管に炎症が起こり、血管の流れが障害されて起こる複数の疾患の総称です(ただし、感染症や、他臓器の疾患等に伴う二次的な血管の炎症は除外されます)。
血管炎症候群は、罹患血管のサイズ(血管径)によって、大型血管炎、中型血管炎、小型血管炎と分類されます。小型血管炎には毛細血管、細動脈、細静脈および小動脈などの障害が含まれます。 また小型血管炎には、免疫複合体が関与する疾患群と関与しない疾患(pauci-immune vasculitis)群に大別され、後者のうち、顕微鏡的多発血管炎(Microscopic polyangiitis:MPA)、好酸球性肉芽腫性多発血管炎【Eosinophillic Granulomatosis with polyangiitis:EGPA、(アレルギー性肉芽腫性血管炎:Churg-Strauss syndrome:CSS)】、および多発血管性肉芽腫症【Granulomatosis with polyangiitis:GPA、 (ウェゲナー肉芽腫症:Wegener's granulomatosis:WG)】などの疾患群は、抗好中球細胞質抗体(anti-neutrophil cytoplasmic antibody:ANCA)と呼ばれる共通の自己抗体が高頻度で検出されることから、ANCA関連血管炎(ANCA-associated vasculitis:AAV)と総称されます。