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疾患と検査

ベーチェット病

ベーチェット病は口腔粘膜のアフタ性潰瘍,皮膚症状,眼のぶどう膜炎,外陰部潰瘍を主症状とし,急性炎症性発作を繰り返すことを特徴とします.
 病因は不明ですが,本症は特定の内的遺伝要因のもとに何らかの外的環境要因が作用して発症する多因子疾患と考えられています.本症は人種を越えてHLA-B51抗原と顕著に相関することが知られており,本症の疾患感受性を規定している遺伝要因の少なくとも一つは,HLA-B51対立遺伝子であると考えられています.

臨床的特徴

■主症状
 1 口腔粘膜の再発性アフタ性潰瘍
 2 皮膚症状(結節性紅斑,毛嚢炎様皮疹,血栓性静脈炎)
 3 眼症状(虹彩毛様体炎,網膜ぶどう膜炎)
 4 外陰部潰瘍
■副症状
 1 関節炎
 2 副睾丸炎(精巣上体炎)
 3 消化器病変(腸管ベーチェット病)
 4 血管病変(血管ベーチェット病)
 5 神経病変(神経ベーチェット病)

参考となる検査所見

HLA-B51,HLA-A26